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工事の丸投げ(一括下請負)について、わかりやすく解説します。
なぜ「丸投げ」がダメなの?
工事の丸投げは、法律では「一括下請負」と呼ばれ、原則として禁止されています。なぜ禁止されているのか、その理由を3つに分けて考えてみましょう。
発注者への裏切り行為:
発注者は、実績や能力があると思ってあなたを選んだのに、別の業者に丸投げしてしまうと、その信頼を裏切る行為になってしまいます。
まるで、試験の答案を丸ごと友達に書いてもらうようなものです。
様々な問題を引き起こす可能性:
中間搾取: 間に入っている業者が利益をたくさん取ってしまうことで、工事の費用が高くなってしまう可能性があります。
工事の品質低下: 複数の業者が関わることで、責任の所在が曖昧になり、工事の品質が低下してしまう可能性があります。
労働条件の悪化: 下請け業者に仕事が集中することで、労働者の待遇が悪くなる可能性があります。
悪質な業者を生み出す:
工事の知識や技術がないのに、ただ仕事を受けるだけの業者が増えてしまう可能性があります。
まるで、料理のレシピも知らないのに、料理店を開こうとするようなものです。
具体的に「丸投げ」とは?
「丸投げ」と言われても、どこまでがダメなのか、よくわからないですよね。
簡単に言うと、あなたが請け負った仕事を、丸ごと他の業者に任せっきりにしてしまうことが「丸投げ」です。
例えば、建物を建てる仕事を請け負ったとします。
丸投げの場合: 基礎工事から内装工事まで、すべての工程を別の業者に丸ごと任せてしまう。
丸投げではない場合: 基礎工事は自社でを行い、上棟や内装工事は別の業者に依頼する。
このように、一部の工程を別の業者に依頼すること自体は問題ありませんが、すべての工程を丸ごと任せてしまうと、丸投げと判断される可能性があります。
まとめ
工事の丸投げは、様々な問題を引き起こすため、法律で禁止されています。
工事の請負契約を結ぶ際には、どの部分を自社で施工し、どの部分を他の業者に依頼するのかを明確にすることが重要です。
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