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なぜ今、架空請求が問題になっているのか?
近年、インターネットの普及やスマートフォン利用者の増加に伴い、架空請求の手口はますます巧妙化しています。特に、新型コロナウイルスの影響によるオンライン化の加速は、新たな詐欺の温床となり、架空請求の被害件数も増加傾向にあります。
架空請求の手口の具体例
「〇〇サイト利用料金未払い」といった内容のメールや電話:
特にアダルトサイトや出会い系サイトを装ったものが多く、利用した覚えのないサイトの料金を請求してきます。「裁判を起こす」などと脅しをかけ、支払いを迫ることがあります。
「〇〇サービスの解約手続きが不完全」といった内容の電話:
過去に利用していたサービスの解約手続きが不完全だったと告げ、未払い料金を請求してきます。
契約内容を確認せずに支払ってしまうと、継続課金に繋がる可能性があります。
「個人情報が漏洩したため、不正利用を防ぐために料金が必要」といった内容の電話:
個人情報が漏洩したという不安をあおり、高額な料金を要求してきます。
実際には、個人情報が漏洩しているわけではありません。
「○○銀行のシステム障害により、口座から不正に引き落とされたため、返金手続きが必要」といった内容の電話:
銀行のシステム障害を装い、口座情報を聞き出し、不正に引き落とそうとする手口です。
投資や副業を装った架空請求:
高額な報酬が得られる投資や副業を勧誘され、初期費用や手数料の名目で金銭を支払うと、その後連絡が途絶える。
仮想通貨関連の架空請求:
仮想通貨の取引で損失が出たとして、損失補填の名目で金銭を要求される。
ゲーム内のアイテム購入を装った架空請求:
ゲーム内のアイテムを購入した覚えがないのに、請求書が届く。
プリペイドカードや電子マネーの利用を要求:
追跡が困難なプリペイドカードや電子マネーでの支払いを要求することが多く、被害額が大きくなる傾向にあります。
最近の傾向
SNSを利用した架空請求:
SNS上で知り合った相手から、金銭を貸してほしいと頼まれ、後から架空の料金を請求されるケースが増えています。
オレオレ詐欺との複合化:
息子や孫を装って電話をかけ、お金を騙し取ろうとするオレオレ詐欺と、架空請求を組み合わせた手口も報告されています。
AIによる音声合成の利用:
AIを使って、本人とそっくりな声で電話をかけてくるケースも報告されており、より巧妙な手口が用いられています。
なぜ騙されるのか?
・不審に思う気持ちよりも、不安や焦りが勝ってしまう:
緊急性を煽る言葉や、法的措置を恐れる気持ちから、冷静な判断ができなくなることがあります。
・本当の話だと信じてしまう:
巧妙に作られた偽の書類や、信頼できる機関の名前が使われているため、騙されてしまうことがあります。
・個人情報を入力してしまう:
不審なリンクをクリックしたり、不審なサイトにアクセスしたりすることで、個人情報が漏洩してしまうことがあります。
架空請求に遭わないために
・不審なメールや電話には応じない: 知らない相手からのメールや電話には、安易に返信したり、個人情報を伝えないようにしましょう。
・URLをクリックしない: 不審なURLのリンクをクリックすると、ウイルスに感染したり、個人情報が盗まれる可能性があります。
・請求内容を詳しく確認する: 請求書やメールに記載されている情報が正しいか、よく確認しましょう。
・事業者や機関に直接問い合わせる: 請求元の事業者や機関に、電話やメールで直接問い合わせてみましょう。
送り付け商法とは?
注文していない商品を一方的に送りつけ、受け取ったら購入したものとみなして代金を請求する悪質な商法です。近年、巧妙な手口や新しいターゲット層への拡大など、その手法は多様化しています。
送り付け商法の現状と新たな手口
「注文していないのに、商品が届いて代金を請求される」という送り付け商法は、昔からある悪質な商法です。近年では、新型コロナウイルス感染症の流行を背景に、新しい手口や巧妙な手法が増えています。
従来の手口に加えて、近年見られる手口の例
コロナ禍を悪用した手口:
「コロナ対策商品」として、高額な健康食品やマスクなどを送りつけ、効果を過大に宣伝して販売する。「コロナ禍で困っている事業者を支援したい」と感情に訴えかけ、高額な寄付を要求する。
SNSやインターネット広告を利用した手口:
SNSで知り合った相手から、健康食品や美容品を安価で譲り受けたいと連絡が来て、商品が届き、代金を請求される。インターネット広告で「無料サンプル」と表示されていても、実際には有料商品が届き、代金を請求される。
キャッシュレス決済の利用:
代金引換だけでなく、クレジットカードや電子マネーでの支払いも要求されるケースが増えています。
高齢者をターゲットにした手口:
高齢者がよく利用する施設やイベントで、健康食品や化粧品などを無料で試させ、その後高額な商品を送りつける。
特定の商品に特化した手口:
特定の商品の需要が高い時期を狙い、その商品を送りつける(例:花粉症の時期に花粉症対策グッズ、年末年始にカニやギフトセットなど)。
送り付け商法の特徴
・受け取り拒否が難しい:
商品が届いてから拒否しようとすると、配達業者や販売業者からしつこい請求や催促を受けることがあります。
・契約の有無が曖昧:
事前に契約書を交わしていないため、契約の有無が曖昧になりがちです。
・心理的なプレッシャー:
「一度受け取ったのだから」という心理的なプレッシャーをかけられ、支払いをせまられます。
送り付け商法に遭わないために
・知らない業者の商品を受け取らない:
注文していない商品が届いたら、すぐに開封せず、送り主に連絡する。
・代引きでの受け取りを避ける:
代引きで商品を受け取ると、支払いを求められる可能性が高くなる。
・勧誘の電話には注意する:
不安な場合は、家族や消費者センターなどに相談する。
・契約書をよく確認する:
契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点は質問する。
・クーリング・オフ制度を利用する:
特定の取引では、契約後一定期間内に解約できるクーリング・オフ制度が適用される場合があります。。
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サイドビジネス商法とは?
「誰でも簡単に稼げる」「スマホ1台で高収入」といった甘い言葉で、副業に興味を持つ人々をターゲットに、高額な情報商材やツールなどを販売する商法です。近年、SNSの普及やコロナ禍による働き方の変化を背景に、ますます巧妙化しています。
最新のサイドビジネス商法の手口例
SNSを利用した勧誘:
InstagramやTwitterなどのSNSで、インフルエンサーや成功者を装い、高額報酬を得ているかのように見せかけて、自身の商品やサービスを紹介する。
フォロワーを増やす方法や、特定の商品を販売する方法など、具体的なノウハウを提供する代わりに、高額な情報商材の購入を促す。
無料オファー・無料コンサルティング:
無料でノウハウやツールを提供する代わりに、個人情報を登録させ、その後、高額な有料サービスに誘導する。
投資や仮想通貨を絡めた勧誘:
少額の投資で高額なリターンが得られると謳い、高額な情報商材やツールを購入させ、実際には損失を出すケースが多い。
AIや仮想通貨などのトレンドを悪用:
AIを使った自動売買ツールや、仮想通貨投資のノウハウなどを高額で販売する。
NFT(非代替トークン)やメタバースといった最新トレンドに絡めて、高額な情報商材を販売する。
オンラインコミュニティへの誘導:
限定的なコミュニティへの参加を条件に、高額な会費を要求する。コミュニティ内では、質の低い情報しか提供されず、金銭的なメリットはほとんど得られない。
再販ビジネスの勧誘:
仕入れ値が安く、高額で転売できる商品があるとして、仕入れルートや販売方法に関する情報商材を販売する。
サイドビジネス商法の特徴
・高額な初期費用:
情報商材やツールの購入、コミュニティへの参加費など、高額な初期費用がかかることが多い。
・不確実な収入:
簡単に高収入を得られるという甘い言葉で誘導されるが、実際には収入が安定しないか、全く収入を得られないケースが多い。
・サポート体制が不十分:
購入後のサポートが不十分だったり、問い合わせに対して適切な対応がされない場合がある。
・特定商取引法違反の可能性:
誇大広告や不当な勧誘など、特定商取引法に違反しているケースも少なくない。
・クーリングオフが適用されないケースが多い:
一度契約してしまうと、クーリングオフが適用されず、返金が難しいケースが多い。
サイドビジネス商法に遭わないために
・「誰でも簡単に稼げる」という甘い言葉に騙されない:
簡単に高収入を得られるという甘い言葉は、疑ってかかることが大切です。
・口コミや評判をしっかり調べる:
購入する前に、その商品やサービスに関する口コミや評判をインターネットなどでしっかりと調べましょう。
・無料のものは慎重に:
無料のセミナーやコンサルティングに参加する際は、個人情報を安易に渡さないように注意しましょう。
・契約内容をしっかり確認する:
契約書がある場合は、内容をしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。
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「不用品を買い取る」と訪問してきた業者が、巧妙な手口で高価な品物を安値で買い取ろうとするケースが増えています。近年では、SNSやインターネット広告の普及により、より巧妙な手法で被害者が増えています。
最新の訪問買取の手口例
SNSやインターネット広告で高額買取を宣伝:
金やプラチナなどの高額買取を宣伝し、興味を持った消費者を自宅に呼び込む。
鑑定士を装い、高額な品物を低く評価:
専門的な知識がない消費者を相手に、鑑定士を装い、品物の価値を低く評価して安値で買い叩く。
高圧的な態度で契約を迫る:
契約を断ると、しつこく粘着したり、威圧的な態度で契約を迫ったりする。
契約書の内容を隠したり、誤解させる:
契約書の内容を細かく説明せず、重要な部分を隠したり、誤解させたりして契約させる。
クーリングオフ制度について説明しない:
契約後にクーリングオフ制度を利用できることを説明せず、契約を成立させてしまう。
再訪問によるしつこい勧誘:
一度断っても、何度も再訪問してくることがあります。
訪問買取の被害に遭わないために
・不用品を買い取る業者の訪問には注意:
不用品を買い取る業者の訪問には、基本的に応じないことが一番です。
・自宅に招き入れない:
不審な業者には、自宅に招き入れないようにしましょう。
・業者に身分証明書を提示してもらう:
訪問してきた業者の身分証明書を提示してもらい、会社名や担当者の名前などを確認しましょう。
・契約前にしっかりと説明を受ける:
契約内容をしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。
・クーリング・オフ制度を利用する:
特定の取引では、契約後一定期間内に解約できるクーリング・オフ制度が適用される場合があります。
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